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油絵

悠々美術館

【設立の趣旨】

自分ができる社会貢献は何かと考えたとき、自分の持っている美術コレクションを公開することが、無理なく実現できると思い悠々美術館を開館しました。自分にとって美術品は悩みや不安を軽減し、明るく前向きな気持ちにさせてくれる「こころの特効薬」です。教員をしていますが、不登校で沈んでいる生徒たちが私のコレクションを観て「もう一度、学校へ行こう」という気持ちになってもらえたらと願っています。(小中学生は保護者同伴でお願いしています)

和歌山県は過疎に直面していていますが、故郷和歌山にすこしでも活力を与えられるような取り組みができればと願っています。

【運営方針】

和歌山県にゆかりの深い画家のコレクションを充実させるとともに、和歌山県をモチーフにした作品をコレクションの主体としています。

また、社会貢献活動の一環として、和歌山県立近代美術館や地域の小中学校、高校にコレクションの一部を寄贈することを積極的にすすめています。

美術界の巨匠の作品を小さいころから身近に観ておくことが、ひょっとして、将来役に立つかもしれないと期待しています。

​主なコレクション作家

​コレクションについて

【和歌山県にゆかりの深い画家のコレクション】

赤松麟作(1871-1953)1903年、和歌山県新宮中学校美術教員

朝井閑右衛門(1901-1983)祖父の代まで紀州藩士 廃藩置県により大阪浜寺に水練学校

板橋順二(1951-)橋本市出身

小川泰弘(1953-)海南市出身

川口軌外(1892-1966)有田川町出身 1919~29パリ郊外に住み佐伯祐三らと親交を結ぶ。フェルナン・レジェ、マルク・シャガールに学ぶ。

川端龍子(1885-1966)和歌山市出身。1958浅草寺本堂に天井画「龍之図」奉納

川村清雄(1852-1934)明治洋画の先駆者の一人。徳川吉宗が8代将軍になるとき紀州から連れてきた御庭番の家系。祖父川村修就は大阪町奉行、長崎奉行。

岸田夏子(1940-)和歌山市出身。祖父・岸田劉生、母・岸田麗子。清春白樺美術館名誉館長

木下孝則(1894-1973)父・友三郎は和歌山県出身で明治大学総長。

木下義謙(1898-1996)父母が和歌山県出身。木下孝則の弟

雑賀紀光(1911-1991)海南市出身。作品は外務省、自民党本部、少林寺拳法総本山蔵

須田国太郎(1891-1961)1924~33和歌山高等商業学校(現和歌山大)勤務。1932から画家として制作を始める。

寺西進三郎(1938-2017)美浜町出身。画商兼洋画家。画商として林喜市郎、澤田文一、奈良美智、千住博などを育てる。

中川力(1918-1994)父母が和歌山県出身。父が台湾製糖社長を務め台湾で生まれる。

中畑艸人(1912-1999)和歌山市出身

鍋井克之(1888-1969)大阪府出身だが、和歌山の海岸線をモチーフに描いた。

長谷川利行(1891-1940)1906から1910まで濵口梧陵(ヤマサ醤油7代目:小泉八雲「生ける神」の主人公)が創立した耐久中学校に在籍

濵口陽三(1909-2000)広川町出身。ヤマサ醤油10代目社長の3男だが家業を離れ、世界的版画家に。

濱地清松(1885-1947)串本町古座出身。

稗田一穂(1920-2021)田辺市出身

米良道博(1903-1983)那智勝浦町出身。那智山青岸渡寺の嫡男だが、西村伊作(新宮市出身・文化学院創立者)から水彩画の指導を受け画家となる。

【主なコレクション】青山熊治 朝井閑右衛門 石井柏亭 伊藤清永 浮田克躬 梅原龍三郎 海老原喜之助 岡田三郎助 荻須高徳 彼末宏 川村清雄 鬼頭鍋三郎 黒田重太郎 小磯良平 小出楢重 小絲源太郎 児島善三郎 児玉幸雄 小林和作 小山敬三 鈴木信太郎 須田国太郎 田崎広助 田辺三重松 田村孝之介 東郷青児 中川一政 中沢弘光 中谷泰 中山忠彦 鍋井克之 野口弥太郎 野間仁根 長谷川利行 林武 福沢一郎 藤島武二 藤田嗣治 牧野虎雄 牧野義雄 三岸節子 宮永岳彦 宮本三郎 森田茂 山下新太郎 吉井淳二 和田英作 和田三造

ご案内

【美術館名】悠々美術館

 

【代表者】 木原達夫

 

【設立年】2020年

 

【住所】640-0416 

和歌山県紀の川市貴志川町長山277-205

 

【開館日】日曜日  

※ 来館日、時間等事前予約をお願いしています

 

【入場料】無料 

 

【メールアドレス】manabugaku1479@yahoo.co.jp


【アクセス】和歌山電鉄貴志川線西山口駅から西に300m 徒歩4分

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